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2007年 05月 13日
思ったとおりと言うか・・・
その後、あの人からはなんの音沙汰も、ない。 どうしても、少し寂しい思いがある反面、 とてもホッとしている自分がいる。 このことは、周りのほとんどの人にも言ったことないし、 もちろんここに書くのも初めてだと思う。 わたしはあの人の本当のことを何にも知らなかった。 名前も会社も住んでるところも、全部聞いただけ。 免許証も社員証も見たことなくて、お家にも行ったことがなかった。 別に名前や身分なんて何も知らなくてもいいと思うこともある。 でも、「知らない」のと、「本当のことを知らない」とには大きな差がある。 本当に何がホントで何がウソか、わたしには何も分からなくなっていた。 本名は違うとか、ほんとうは結婚してるとか聞かされても そうなのかもしれない、って思ってしまいそうだった。 それでもわたしは「本当はどうなの?」って聞けなかった。 聞いてしまって違ったら、わたし自身が否定されてしまう。 わたしを好きだとか言ってたあの人の気持ちも全部ウソになってしまう。 全部ホントだとは思ってなくても、全部ウソはどうしてもイヤだった。 その、わたしが立ち入ることが出来なかったあの人の生活。 たぶん、その生活に立ち入ることができた、女の人がいる。 その女の人とわたしは電話で話したことがあった。 あの人が海外転勤になることが決まって連絡をくれた時、 取れなかった電話を掛けなおしたら、その女の人が出たのだ(笑) わたしはなぜだか、好きになる人に彼女や奥さんがいても、 その人たちをキライだとか、イヤなふうに思ったことがない。 見たことや会ったことがなくても、チラホラ出てくる話やなんかから 同性から見ても魅力的な人ばかりだった。 でも、その人だけは、なんてイヤな女だろうと思った。 その人は「○○さんのケータイじゃないんですか?」と言ったわたしに 「そう、『旦那』のケータイですけど」と言った。 言われたわたしの心臓は凍りついたけど、なんとか平静を保って切った気がする。 まさか本当の奥さんじゃないと思ったけど、 そんな人に電話に出させるくらいならなんでわたしに連絡してきたのか、と あの人にメールした。 「『彼女』は精神的に不安定で、オレが外国に行くことに動揺してる。 絶対に、付き合ってるとか結婚してるとかはないけど、 でも、その時は一緒にいてあげなくちゃどうするか分からなかった」 そう、あの人は電話で説明してきた。 わたしは単純にズルイと思った。うらやましいと思った。 「わたしも『精神的に不安定』ならもっと一緒にいてくれたの」 って言葉をかろうじて飲み込んだ。 病気だって分かってる。 今は仮にも精神科をメインで受けてる薬局に勤めてる。 なんでもかんでもそれで片付けちゃいけないことも分かってるけど その方がラクなんじゃないかって、そう思うのは絶対にいけない。 分かってる、って気持ちと、その時感じた気持ちと 今も時々難しく交差してて、偽善者みたいで。 あの人からのコンタクトは、必ずなにか弊害がある(苦笑)
by momo_natsu
| 2007-05-13 16:00
| あの人のこと
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