|
2004年 10月 08日
手首からひじにかけて の続き。
その人のことは本当の初恋だったと思う。 幼稚園の時も小学校の時も中学校の時も、好きになった子はいた。 バレンタインもドキドキしたし、告白したりしてみた。 けど、それは本当の「好き」を知らなかった時のドキドキ。 高校に入って、初めてのバイトを始めて、その人がそこに居た。 カッコイイけど、気分屋で怖いだけの人だと思ってた。 イライラしてるその人が怖くて、なるべく当たらず触らず、嫌な顔をしなかったわたしが気に入った(?)みたいで、その人はわたしに対してちょっと違う顔を見せた。 八つ当たりしてきては機嫌を取り、疲れた顔や優しい顔を見せるようになった。 少しづつ気になるようになり、いつの間にかその人はわたしの心に居座るようになった。 好きなのかも・・・そう思った。好きだとは言い切れなかった。 9歳差。高校生なんて相手にするはずがない。 決め付けて、何度かあったチャンスを逃した。気持ちすら伝えられなかった。 本当に好きだとこうも怖くて、切ないんだって知った。 そこから学んだ、って言えればいいけど、わたしは「好きになるって怖い」ってイメージと、 その人を好きだって気持ちを引きずった。 今でも好き。大好き。 思い出は美しいって分かってるけど、好きになる気持ちを教えてくれた人。 優しいだけじゃなくて、ちょっとワガママな人が好きなのも、たぶんその時がルーツ。 大好きな人のまな板の上の魚になりたい(笑)。
by momo_natsu
| 2004-10-08 19:57
| 日々思い、考えること
|
ファン申請 |
||