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2005年 10月 26日
昨日、患者さんから処方箋を受け取った時に、
その患者さんに、ニコッと微笑みかけられた。 わたしはなるべく笑顔で処方箋を受け取るようにしている。 「こんにちわ。はい、お預かりします。お待ち下さい」 同じ言葉を言うのでも、笑顔であるかそうでないかは、声にまで表れるから。 だから、わたしにつられて、少し微笑んで下さる患者さんも少なくない。 だけど昨日は特別。 その笑顔はとても新鮮で、わたしはとても嬉しかった。 患者さんは20歳。 心療内科にかかられていて、 夏は先生の意向なのか、毎日のように病院と薬局に通ってらした。 お薬がなくなるはずの日に来なければ心配で、顔色なども気になった。 少し間が空くようになってたのが、 最近また、3日置きくらいに来られるようになって 体調が悪くなったのか心配していたところだった。 その患者さんが、笑顔を見せてくれた。 いつも「こんにちわ、お願いします」ときちんと言って下さるが 表情は変わらなかったのに。 ちょっと安心したような笑顔だったと思うのは自己満足かもしれないけど、 少しでも安心できるように、少しでも癒されるように。 医療事務はただ、保険点数の計算ができればいいってもんじゃない。 「先生」とは違う意味で頼れる存在に。
by momo_natsu
| 2005-10-26 07:55
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