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2005年 07月 10日
ようやくネット環境復活。
書けなかった間、書きたいことが溜まってる(笑)。 偏見や思い込みを持たないようにしようと思っている。 特に、仕事の場では。 薬局は様々なプライバシーを扱う。 名前や年齢、住所。病名や症状、服薬暦。そして保険。 保険からは、色々なことが分かる。 生活保護受給者・原爆被害者・母子家庭・高所得者・勤務先 etc・・・。 その個人情報を漏らさないことはもちろん。 正直、実際に患者さまを見て色々と思ってしまうことはあるけど、 偏見や思い込みをしないことが大切。 医療にまた関わり、改めてそう考えてた時のこと、 立て続けに疑問を感じることが起こった。 まずは7月号の「日経メディカル」を読んで。 臨床医向けの総合情報誌だけど、薬局では病院の動き・医者の考えを知る為、 定期購読している。(わたしは事務だけど、ヒマ潰しや知識のためにパラパラ読む) その中の記事のひとつ -10代にもクラミジア腹症尿・血液検査で診断、性感染症の自覚促せ 要は、性感染症が中学生にかかっていることも多いから見逃さないように診断し、 治療の際、正しい性教育を行い、本人の自覚を促すように、という記事。 その文の最初の方、こんな言葉が出てくる。 「普通の中学生に見えた彼女が、まさかクラミジアにかかっているなんて」 普通って何だろう? その彼女は、少し前から複数の男性とセックスをし、その中で 感染してしまったようだと記事は続く。 確かに、正しい知識のないまま、まして複数とセックスをしてしまうことは本当に危険なことだし、それを教えることは必要だと思う。 コンドームをしていれば防げたかもしれないクラジミアだから、 していなかったであろう彼女はフツウじゃないのか。 そもそも、中学生でセックスをすること自体が普通じゃないのか。 ・・・大人こそ、間違っている。 そんなふうに思った、もう充分に「大人」な年齢のわたし。
by momo_natsu
| 2005-07-10 16:27
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